ダイエットの心拍数

ダイエットの効果のある心拍数は、結構!高くなければなりません!普段の心拍数を知ったうえで、どれだけの変化が必要か、各運動量での心拍数の値を知っておきましょう!個人差のあるものなので、あの人が、これぐらいで効果があったからといって、ご自分に当てはまるかどうかは、その個人差により、違ってくることを知ること。

*普段の心拍数の目安
ふだんあまり運動をしない人 80~90
毎日軽い運動をしている人 60~70
長距離選手やマラソンランナー 40~50

まずは、自分の心拍数を計りましょう。平常時として。
*中指、人さし指、薬指で、手首内側の動脈に当てて6秒間数え、10倍する。
*中指、人さし指、薬指で、首筋に6秒間当てて10倍する。
心拍計で計る。心拍数を正確に測れるのはリストウォッチ型心拍計。ウィルソンと同じ系列のスントという会社でも扱っています!(宣伝^^)http://suunto-japan.jp/

最大心拍数:心臓が精一杯働いたときの脈拍数のことをいいます。 一般的には「220-年齢」で求めることができます。例えばあなたが20歳なら、「220-20=200」で最大心拍数は200ということになります。
この限度を越すことがないよう、常にセイフティゾーンで行うように心がけましょう。

心拍数を計るのは、運動開始前、運動中だけでなく、終了後もお忘れなく。
測ってみて、5分後の心拍数が1分間に120拍、10分たっても100拍あるようなら、ペースオーバーと判断して、運動量を少なくする必要があるというわけ です。

*ダイエットに効果的な心拍数
最大心拍数の50~65%
ぐらいを目安にするとダイエットに効果的です。

このくらいの心拍数なら呼吸がらくにできて、酸素をいっぱい取り込めるので、長い時間歩くことができるのです。ダイエットするには、少なくても20分以上の運動が必要です。なぜなら、運動の初めの段階で燃焼するエネルギーは主に糖質ですが、20分以上運動すれば、脂肪がめらめらと燃えてくるからです。
また、それを習慣にすれば、脂肪の代謝に必要な酸素や回路が動き始めて、運動をしないときでも脂肪が燃えやすい身体に変化していきます。継続は力なり、というわけです。

*スタミナ(持久力)をつけるのに効果的な心拍数
最大心拍数の60~85%
ぐらいを目安に歩くのがスタミナをつけるのに効果的です。

スタミナが低下すると体はどうしても疲れやすくなります。スタミナをつけるには、心肺機能を鍛えて、酸素を吸い込む肺と、酸素と栄養を運ぶ血管の流れをスムーズにすることが大切です。
最初は最大心拍数の45%からスタートして、12週間で60%まであげるくらいのゆっくりペースでやってみてください。これなら無理なく長く続けることができます。